元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
『話を聞く技術!』  永江 朗
2006-02-28 Tue 20:26
話を聞く技術!話を聞く技術!
永江 朗

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 私は人の話を聞くのが苦手。人の話を聞けないんじゃなくて、気付いたら自分の話をしちゃってるようなタイプ。人間としてあまり良くないよね・・・・。聞き上手っていう人が本当に羨ましいと思う。
 たまたま目についたこの本を、さっそく借りてみた。「話を聞くこと」を仕事にしている著名人へのインタビュー集。きっと普通の聞き方上手になるための本よりは楽しいに違いない。
 話を聞いたのは、黒柳徹子、田原総一朗、ジョン・カビラ、糸井重里、小松成美、吉田豪、河合隼雄、石山修武、松永真里、刑事の10人。6人は私でも知ってる人であり、その人たちの話を聞いている感覚で楽しく読めた。でも、楽しく読んでしまったためにあんまり「聞く技術」は学べなかったかもしれない・・・・。そうだなー。

「その人のことをもっと知りたいと思うこと」

 これは収穫だったかな。
 印象的だったのは、河合隼雄さん。私でも知ってる有名な心理療法家さん。彼の仕事ぶりが少し覗けたんだけど、やっぱ重いお仕事だなぁ。彼が「聞く」ことによって、患者の状況そのものを左右する。臨機応変すぎるために回答があいまいなことが多かったけど、そのぶん他の人よりも「聞く」ことへの大切さ、慎重さが伺えた。
 それから、田原総一朗さんの話なんだけど、彼は自分の番組の中で構成を打ち砕いて面白くしてくれる人として、「小林よしのり氏」と名前を挙げている。討論番組やら対談やらで散々言い合ってる2人だけど、やっぱ田原さんも認めるところのある人なんだ~とちょっと感心した。
 ところが読み進めていくと、田原さん、他の人は「○○さん」と呼んでいる。うーん、改めて嫌な人だ。確かに他の人は国会議員とかで、偉い人が多かったんだけどさー。インタビューというオフィシャルな状況なんだから、平等に言って欲しかった。
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