元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
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『阿修羅ガール』  舞城 王太郎
2007-05-09 Wed 13:27
阿修羅ガール阿修羅ガール
舞城 王太郎

新潮社 2003-01
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 乙一や西尾維新とポジションが似てるってんで、読んでみた。
 好奇心で同じクラスの佐野とホテルに行った主人公のアイコは、終わった後に彼の顔面に蹴りを入れて帰った。次の日クラスの女子数人からトイレでシメられそうになった所を返り討ちにし、そこで佐野が誘拐されて家に足の指が送られてきたという事件を聞かされる。
 冒頭の内容だけだとミステリーっぽいけど、どんどん色んな物が絡んできて全く別方向へ向かうストーリー。結局何だったんだろうか。誘拐、リンチ、アルマゲドン、臨死体験、黒童話、バラバラ殺人に恋愛を散りばめて、ストーリーとしてまとまるかまとまらないかの危うい感じだけど、何でこんなにまとまってるんだろうか。すごい。
 この文章も、かなり好き嫌い分かれるだろうなぁ。1章はアイコ、2章はシャスティンというスウェーデン人の少女、3章はぐるぐる魔人というニート殺人鬼の語り口調で、特に1章と3章は混沌としてる。私はこういうの嫌いじゃないけど、やっぱ読みづらいから嫌いという人も多いみたいだ。
 各章つながってるはずなのに、テーマに一貫性はない。でも唯一一貫してたのは、アイコが友人の陽治をすごく好きだということ。それ以外はもう、何がなんだか・・・。
 私はアイコのテンポいい語り口調が好きだったけど、内容的には自信持って人に勧めれる本ではないことは確か。
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