元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
『淳 それから』  土師 守  本田 信一郎
2007-05-22 Tue 10:45
淳 それから淳 それから
土師 守

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 事件から8年が経ち、少年Aが社会復帰した2005年に出版された本。8年間、土師さんは弁護士と共に少年法の壁と戦い続けたようで、彼の努力で遺族に対する制度が変わりつつあるようだ。
 その課程で山口県光市の強姦殺人で奥さんを亡くした本村さんとも出会い、被害者の会を発足して今日もがんばっているとか。
 前の『淳』を読んで思ったんだけど、土師さんはかなり頭がいい人だと思う。理路整然とした書き方を読んでいてそう思った。その分『少年A-この子を生んで』を書いた加害者両親の物書きの下手さがまた痛い。
 今年は神戸の事件から10年でドキュメンタリーなんかで蒸し返され、光市の事件も最近裁判の差し戻しがあったとニュースでやっていて、なんか昔の事件という感じがあまりしないな。もちろん被害者達にとっては時間の感覚なんて全くないんだろうけど。
 先日は神戸の少年Aを越えると思う事件が会津若松で起こったし、リンチして小指を切断後カレーに入れる事件があったり、最近ちょっと激しすぎる。部外者だけど、少年法はよ変われと思う。
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