元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
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『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』  ルース・スタイルス・ガネット
2016-08-22 Mon 11:06
エルマーのぼうけん 3冊セット (世界傑作童話シリーズ)
ルース・スタイルス・ガネット
福音館書店   1993.12.01
売り上げランキング: 3,105

 エルマーは年老いた野良猫から、どうぶつ島で捕らえられて無理やり働かされている子供の竜の話を聞いて助けに行くことにする。クランベリー島行きの船に上手く潜り込み、クランベリー島からどうぶつ島に渡り、行く手を阻む動物達を知恵の力でかわして竜が捕らえられている川までたどり着く。(『エルマーのぼうけん』)
 空を飛んでエルマーの家まで行く途中、嵐に遭ってカナリヤだけが住んでいる島にたどり着いた。そこにはエルマーが昔飼っていたフルートも住んでいて、島中のカナリヤが「しりたがり病」に罹っていると教えられる。王様に話を聞きに行くと、かつて住んでいた人間が埋めた宝が気になって仕方ないと言う。エルマーは宝を掘り出してあげることにした。(『エルマーとりゅう』)
 エルマーを無事に送り届けた竜が家族のいるそらいろこうげんに帰ってみると、砂嵐が止んだために人間達が山に入り込んで竜の家族15匹を捕まえようとしていた。竜は色んな人間に目撃されながらもエルマーに助けを求めに行く。竜から話を聞いたエルマーは道具を揃えてそらいろこうげんに行き、見事に竜の家族を助け出す事に成功する。(『エルマーと16ぴきのりゅう』)


 昔からあるロングセラーだとは思ってたけど、日本語訳版は1963年刊。原書は1948年出版だとか。こんな古くから読み継がれてきたんだと思うと感慨深い。ちゃんと読んだことなかったとか、駄目でしょ私。
 シリーズ物あるあるだと思うんだけど、2巻があんまり面白くなかったけど3巻で大きく盛り返してすっごく面白かった。三部作というより3冊で1話だと思うと、2巻の存在もただの小話としてありかなって思う。でもなくてもいい気がしなくもない。
 1巻ではどうぶつ島の動物達を、3巻では竜ファミリーを閉じ込めている人間達を騙すんだけど、使うのは身近な物だけ。そのせいか親近感があって、エルマーの知恵や機転に純粋に感動できた。
 まあ、あくまで子供心にね。冷静に考えて、そう上手くいくかよっていう綱渡り的な展開・・・ご都合主義まで言うと言い過ぎかな?大人目線で見ると子供騙しなんだけど、こうやって子供目線ではどうとか考えちゃうところに自分の中の純粋さが気持ち悪いほど皆無になってる事に気付かされると言うか何というか・・・もうまっくろくろすけは見えないんだなぁっていうか、そういう感じ。年齢一桁の頃に出会いたかったと思う。

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