元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 |
いよいよ本屋大賞発表
2008-04-07 Mon 22:18
 私の配偶者はニュースをインターネットでチェックする派だ。特に2ちゃんねるで一般的な意見をささっとチェックするやり方は、結婚してすぐは驚いたけど実際やるとなかなか参考になる。TVや新聞より情報が早いことも多々あり、上手に見ればかなり役に立つとは思う。
 その配偶者は、本や作家に関するニュースがあると私に教えてくれる。作家の訃報が多いんだけど、今日教えてくれたニュースは

「本屋大賞って知ってる?それが決まったってよ」

 発表は明日なんですけどー。どこの関係者が漏らしたんだオイ。実行委員会関係者か?マスコミか?公式HPではまだ未発表状態なんですけどー。

    キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ 
  キラキラ   『ゴールデンスランバー』  キラキラ
 キラキラ     伊坂 幸太郎     
 キラキラ
    キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ

らしいっすよ、はい。

 ところで、私が一番信用している文学賞は本屋大賞だ。一番納得できる決め方をしてくれている。数か月前からノミネート作品をチェックしまくってたし、4月8日の発表を心待ちにしていた。予想外に前日の夜に知ることになったけど、とりあえず結果が出たことは嬉しい。まだ読んでないやつが大賞とはちょっと凹むけど、最寄りの市立図書館の利用者数が異常なんで仕方ない。
 文学賞と言えば芥川賞・直木賞がメジャーだけど、数人の有識者が話し合って決める賞なんて馬鹿馬鹿しいと思う。絵画とかもそうだけど、芸術に関することを数人で話し合って決めるって無茶な話だ。人それぞれ趣味も感性も違うのに、「話し合う」って発想がおかしい。だから後になって選考委員の評価を読んだら、受賞作品でもけなされてたりとかして“こいつらは一体何がしたいんだ?”と思う。そもそも新人しかノミネートされないんだから、どうしても不作の年ってあるだろうし。
 本屋大賞は投票制だし、本屋が選ぶ=確実に売れている&ケータイ小説みたいな粗悪品は必然的に除外してくれているためにランキングがわかりやすい。実際読んでみて、ハズレがないことも実証済だ。
 本をあまり買わない私が言うのもなんだけど、本屋さんには頑張って欲しいしね~。
 図書館も負けてないで、図書館司書大賞とかやってくれたらいいのに。どういう結果が出るのかはわからないけどさ。
 とはいえ、市立図書館に6年勤め、市立の障害者向け図書館に8ヶ月勤めた私の実感としては、司書=本好きが多いけど、司書=本に精通しているではないんだよね。「=本好き」じゃなくて「=本好きが多い」なのは、とりあえず自分がそれほど本好きじゃないから。まあ好きだけどそこそこレベルって感じ。その分本に詳しくあれるよう努力はしていたけど。
 司書はもちろん調べ物に関してはプロだ。でも「○○系の面白い小説を紹介してください」(恋愛系とかミステリー系とかいい話系とかホラー系とか捕物系とか)って言われると弱い人が多い。好きな本しか読んでないから、好きなジャンル以外を聞かれると硬直する人をたくさん知ってる。本好き利用者に「○○系の面白い小説を紹介してください」と自分の好きなジャンル以外の系統を聞かれて、知識のみでそのジャンルの有名作者の本を持っていったりすると「それもう読みました」って返されることも多い。
 挙句の果てには「あの利用者苦手」「自分で選べって」と言い出したりする始末とか。司書って仕事もなかなか疑問が多いよなぁ。
 ちなみに私は自慢じゃないけど、かつて市立図書館に勤めてる時にその手の質問の時にはよく駆り出されてた。そういう時に困らないように努力していた。自慢じゃないとか書いたけど、かつては自慢でもあったんだよなぁ。しかしやっぱり結婚してからは自由時間は当然減った。また夫婦2人暮らしの狭いアパートのため、配偶者がTV見ると本を読むための集中力を捻り出すのは私には難しい。
 なんかもうちょっと、司書全般が本の紹介をスムーズに行えるような情報交換の体系を作れるといいんだけどな。
 結婚して引っ越した先にある市立図書館はかなりでかくて利用者の数が物凄く多い。職員さんの忙しさを見てると、理解できる面も多いために「○○系の面白い本紹介してください」って、かわいそうで聞けない。分館は利用者は少ないけど、嫌な利用者ブラックリストに載りかねないってことも知ってるんで何か嫌。そういうのやってくれる人、求む。
 話はそれて来たけど、考えてみたら「司書大賞」はやっぱ難しいかな。それに図書館はあくまで「貸本」。1冊の本を1人が借りてると残るその本を読みたい人達は触ることすらできない。副本があったとしても多くてもマックス数十冊だろう。司書が先んじて読むと、利用者が読めないか。
 司書大賞の妄想は考えれば考えるほど砕け散る。
別窓 | [その他のこと] | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<『むかしのはなし』  三浦 しをん | よむよむ記 | 『星を継ぐもの』  ジェイムズ・P・ホーガン>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック


| よむよむ記 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。