元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
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『ベルカ、吠えないのか?』  古川 日出男
2008-02-25 Mon 12:46
ベルカ、吠えないのか?ベルカ、吠えないのか?
古川 日出男

文藝春秋 2005-04-22
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 第二次世界大戦中、日本軍の撤収でキスカ島に取り残された4頭の軍用犬がいた。彼らはアメリカ兵に拾われてアメリカで番い、子孫曾孫玄孫がそれぞれ人間の運命に弄ばれて数奇な生涯を送る。4頭の犬から始まった、第二次世界大戦以降、冷戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争、ソ連崩壊に関わらされていくの犬の戦争史。
 それとは別の物語が同時進行する。ロシアンマフィアとチェチェンマフィアの抗争が起こり、日本人ヤクザの娘が巻き込まれて誘拐される。終始毒づいているヤクザの娘は、軟禁先でたくさんの犬が訓練されているのを見る。彼女はまだ訓練前の子犬に話し掛け、中でも47番を特別にかわいがるようになる。

 1~2年前に本屋大賞で何位かを獲ってるんで読んでみた。タイトルからして、犬の愛くるしい話かかわいそうな話だと思ってた私が馬鹿でした。本当に大馬鹿でした。何この壮大さと斬新さは。無機質さは。そして理解のできなさは。
 まず「ベルカ」が全く出てこない。もしかして犬の名前じゃないのか?ってくらい出てこない。やっと出てきたと思ったら、やっぱメインは犬全体とヤクザの娘だったりとかして理解不能。最終的に「吠えないのか?」の意味も理解できなかった。セリフとして1回出てきたけど、何で吠えないのかと聞いたのかがわからない。
 そもそも書き方がすごく淡々としている。感情が入り込む余地が全くなくて、文の流れも荒々しい。で、私自身が読み込めなかった結果が理解不能なんだと思う。多くの人が良い本だと褒めそやしてるのに、理解できない自分が不甲斐ない。
 で、ベルカとストレルカと大主教の目的すらも理解できなかったんだから、この本が楽しめたはずがない。誰かに解説してほしい気分。
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