元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
『バッテリー 4』  あさの あつこ
2008-02-17 Sun 21:06
バッテリー〈4〉 (教育画劇の創作文学)バッテリー〈4〉 (教育画劇の創作文学)
あさの あつこ

教育画劇 2001-09
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 強豪・横手二中との練習試合を実現した新田中で、巧は横手二中の天才バッター門田を一回で完全に抑えた。しかしその直後、豪は横手二中の5番・瑞垣が言った「おまえじゃ、キャッチャー、むりやな」という言葉に翻弄されるようになる。巧は今まで経験したことないほど打ち込まれ、試合途中で降板させられた。試合自体も、学校に内緒で生徒だけで実施したことがばれて中途で中止に。それ以来豪は、巧が成長してもっと早い球を投げるようになった時に自分は捕れるのかという自問自答に縛られて巧を避けるようになってしまう。向かい合うことができなくなったバッテリーに、監督のオトムライは吉貞をキャッチャーにする方向を示す。

 元々心理描写に手間暇かけた本は好きじゃないんで、この巻はちょっと苦手だなぁ。グダグダうじうじ悩んでて、うっとおしいったら。1冊丸ごとかけて豪が悩んでて、巧も何となく戸惑ってるけど何もしない。横手二中の瑞垣や巧の同級生の吉貞が愉快に絡んでくるけど、やっぱ暗い空気は払拭されない。
 ていうか、中一の豪が巧の球を「美しい」とか表現できるもんかね?巧の性格は最悪なのに、友達とか普通にできるのは球が速いから?それだけで皆に受け入れられるもんなの?中三の瑞垣に、あの大人っぽさは行きすぎだろ。というような批判も加わって、面白く感じられなかった。中学時代なんて私はずっと昔に通り過ぎてるから、彼らの気持ちを理解できないだけなのかもしれない。
 私はこのシリーズ、気が向いた時に借りる程度の読み方しかしてない。3巻読んだのは去年の12月だし、2巻は9月。図書館で借りてて、他の本との兼ね合いもあってこういう読み方してるけど、一気に借りて一気に読めば山あり谷ありの巧と豪の成長とかもっと楽しめたかな?
別窓 | [あ行の作家]あさの あつこ | コメント:0 | トラックバック:0 |
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