元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
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『慟哭―小説・林郁夫裁判』  佐木 隆三
2008-01-12 Sat 19:03
慟哭―小説・林郁夫裁判慟哭―小説・林郁夫裁判
佐木 隆三

講談社 2004-02
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 地下鉄サリン事件の実行犯の1人・林郁夫に焦点を当て、彼の供述や裁判記録を元にノンフィクション小説。医者という立場にありながらなぜオウム真理教に入団し、最終的には無差別殺人に加担したのか?彼が関わる事件を整理し、わかりやすく小説仕立てにした本。
 これを読む限りじゃ林郁夫って本当に真面目で、医者の限界に押しつぶされそうになるほど責任感が強い人なんだと思う。人を救うために解脱したいと出家し、取り返しがつかない所まで来てようやく気付き、自ら極刑を覚悟するという壮絶な人生を、私はこの本を読んで初めて知った。これまでは、ただの狂人としか認識してなかったような気がする。
 今思い返しても、オウムが起こした事件の数々はどれも悪質だ。その中でも地下鉄サリン事件は、今流行りの無差別テロと全く変わらない。こんな教団が改名して残ってるんだから、日本も甘い国だと思う。
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