元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
『雪華ノ里―居眠り磐音江戸双紙4』  佐伯 泰英
2007-12-27 Thu 00:59
雪華ノ里―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)雪華ノ里―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
佐伯 泰英

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 3巻で一応、豊後関前藩の一連の事件が一区切りついた。この巻では磐音は、一家を支えるために女衒に身を売り長崎の遊郭に連れて行かれたという許嫁・奈緒の行方を追う。しかし奈緒はその美貌を買われ、どんどん転売されていった。長崎、小倉、赤間関、京都、金沢、そて江戸へと、磐音が奈緒を追い続ける話。ていうか本当に追うだけで終わった。
 もちろん磐音は各所でいざこざに巻き込まれていく。長崎に行く道すがら「ターヘル・アナトミア」(和題「解体新書」)の和訳完成を目指す蘭学者を助ける。小倉に着くと岩田屋善兵衛と赤間関の唐太夫の抗争に加わり、京では再会した東源之丞と賭け事で手持ちの金を増やそうとしたが失敗。金沢では関所破りの女衒・愛蔵に手を貸す。
 金沢まで行っておいて、やっと会えたと思った女性は結局は「なお」違い。奈緒は京から金沢ではなく、江戸に売られたという。こうして磐音は江戸に戻ったけど、江戸では白昼堂々と両替商を狙った強盗が出没していた。

 奈緒さんは最終的に千両以上の値が付いてたけど、そんなに美人だったのか。ドラマでは笛木優子がやったらしいけど・・・うーん。あんまり好きじゃない女優なんで微妙だ。
 奈緒さんを追いかけて日本を半周くらいしてる磐音だけど、この巻では決着つかなくてがっかり。とはいえ、磐音と奈緒さんが今後再会したとしてその後二人はどうするのかちょっと気になってたりする。まあこれまでの巻の中で一番つまらなかったから、早めに終わらせてほしい。
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