元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
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『メディエーター―霊能者の祈り』  ジェニー・キャロル
2007-12-13 Thu 22:52
メディエーター―霊能者の祈り (集英社文庫)メディエーター―霊能者の祈り (集英社文庫)
Jenny Carroll 布施 由紀子

集英社 2003-07
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 16歳のスーズは母親の再婚のために、生まれ育ったニューヨークを離れてカリフォルニアに行くことになった。この世に留まっている霊を見ることができ、彼らの心残りをまっとうする「メディエータ」であるスーズは、新しい家の自分の部屋で若い男性・の幽霊・ジェシーと出会う。また、新しく通うことになったクリスチャンの学校には恋人に振られて自殺したヘザーという美少女の幽霊が。ヘザーは元恋人のブライスを殺そうと、高校に留まっている幽霊だった。それと同時に、校長が自分と同じ能力を持っていることを知った。
 表紙はミステリーっぽいけど、ジャンルは一応ホラー・・・かな?全く怖くないんだけど。
 序盤から一気に色んなことが起こるけど、そう混乱することなく読めたのは作者の書き方が上手いからだと思う。登場人物もわかりやすい。新しい父親と3人の兄弟に戸惑い、長旅の疲れでジェシーに八つ当たり。危険な幽霊ヘザーには拳や蹴りで戦う。そのヘザーの元彼ブライスといい感じになってきて更にヘザーの恨みを買うし。そのドタバタ感がいい感じで面白い。
 このスーズ、常にファッションを気にしてる所とか、3兄弟をウザがる所とか普通に女の子なんだけど、何かが起こった時にはきちんと自分の意見を言える。かなりかっこいい女の子だ。しっかりと自分を持っている姿はさすがアメリカ人。って、アメリカ人への偏見?
 ジェニー・キャロルはメグ・キャボットの別名らしいけど、やっぱ面白いなこの人。このシリーズは完結してることだし、ちゃちゃっと読んでしまいたい。

 ところでこのシリーズのややこしさがやっと解決した。は何だか面倒なことになってて、ジェニー・キャロルの名前で集英社から1~2巻が出てて、続編がメグ・キャボットの名前で理論社から1~3巻として出てる。続編なのに1~3巻となってる時点でまたややこしい。理論社はその後、集英社から出た1~2巻を「エピソード1」「エピソード2」という形で出版。つまり理論社は3・4・5・1・2と出してる。さらに著者名も役者名もイラストレーターも違うため、見た目は全く別物。これは混乱した。
 しかし集英社、アメリカのティーン向けの本をこんな表紙で出すことなかったろうに。理論社は、この本をこの表紙で出している。

メディエータZERO episode1 (1)メディエータZERO episode1 (1)
代田 亜香子

理論社 2007-08
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 これはこれで、イラストの女の子はアメリカンに見えないんだが。
 サブタイトルは「天使は血を流さない」。これでこそティーン向けだよな。
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