元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
『寒雷ノ坂―居眠り磐音江戸双紙』  佐伯 泰英
2007-11-19 Mon 11:24
寒雷ノ坂―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)寒雷ノ坂―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
佐伯 泰英

双葉社 2002-07
売り上げランキング : 10440

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 1巻で仲良くなった柳次郎と共に、あちこちで用心棒業をして生計を立てる磐音。内藤新宿で縄張り争いに巻き込まれたり、金持ちの妾の浮気調査をしたり、楊弓場で賭矢を挑む5人組をあしらったり、今津屋の取立てに同行したりと、様々な仕事をこなす。そんな生活の中、同郷でありかつて共に江戸で勉強した仲間でもあった上野伊織と再会する。伊織は、3人の親友同士が殺しあうことになったあの事件には裏があったのではないかと言う。

 1巻を読んだ時には一話完結型のシリーズになるかと思いきや、こういう形で続いていくとは思わなかった。てっきり、用心棒業で人情溢れる江戸の人達の人間模様でも描いていくんだと・・・。この本の最後では、磐音は黒幕と思しき連中に宣戦布告をする形で終わる。これはちょっと、続きが読みたくなっちゃうなぁ。
 普段は穏やかでのんびりした磐音が、いざという時は頭が切れてしかも強い。でも今はしがない貧乏浪人でしかない。彼が今後、黒幕とどう戦うのか楽しみだ。
 それにしてもこの話、結構人がグサグサ殺される。こちらも事情ありとはいえ、グサグサ殺す。武士の話ってこうも血生臭いもんだろうか。
別窓 | [さ行の作家]佐伯 泰英 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<『メディエータ ゴースト、好きになっちゃった』  メグ・キャボット | よむよむ記 | 『心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの』  神永 学>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック


| よむよむ記 |