元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
『アウシュヴィッツを越えて-少女アナの物語』  アナ・ハイルマン
2005-09-30 Fri 21:03
アウシュヴィッツを越えて―少女アナの物語アウシュヴィッツを越えて―少女アナの物語
Anna Heilman 平戸 久美子

東洋書林 2005-05
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 アウシュビッツから生還したユダヤ人の手記。
 悲惨さと相対させたいからか、単なる回想か、前半がホロスコート以前の平和な日常がだらだら続いていてちょっと飽きてきた。そんな倦怠感の中、突然ユダヤ人虐待の時代の描写に入る。
 実際そうだったのか、あえてそういう書き方をしているのかはわからないけど、強制労働のことが主で、虐待の記述は少ない。それでいて、収容所内の「選別」でガス室送りになる人を見送ったり、死と隣り合わせでそれを受け入れるしかなかった状況を淡々と描いてあった。
 改めて、私ってユダヤ人虐待についてほとんど知識がないと悟った。実は『アンネの日記』も『夜と霧』も読んでない。重苦しそうだから読むの避けてたんだけど、常識レベルにさえ達してない自分が情けなくもある。いつか読んでみなきゃなぁ。
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