元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
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『精霊探偵』  梶尾 真治
2006-01-10 Tue 00:43
精霊探偵精霊探偵
梶尾 真治

新潮社 2005-09-29
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 事故に遭い、妻を失うと同時に他人の背後霊が見えるようになった男が人探しを依頼される。背後霊から情報を集めるうちに、不気味な出来事に巻き込まれていく。
 途中までは面白かったけど、最終的にはハズレ本だった。背後霊の話を聞いたり、小学生が自称助手になったりして、失踪の謎と解決を楽しみに読み進めたけど、中盤から方向性が突然変わった。
 ホラー系だったけど、突然ファンタジーに豹変。古代の化け物が出てきたりとか、それが乗り移る媒体がカードだったりとか。そいつが伝説の生き物の鵺で、世界制覇狙ってたりとか。ホラーとファンタジーは非現実的という点では一致してるけど実態は全く違う。ホラーはいわゆる幽霊や殺人鬼がベース。幽霊の存在は賛否両論というのは置いといて、少なくとも日本では昔から霊を肯定する思想だから割と身近。ファンタジーはまったく起こりえないものが題材。これらが前半と後半で入れ替わるから、なんだこれ?と思った。
 さらに興ざめなのは、鵺は目には見えないけどTVには写るとか、ニンニクが苦手だとか。全く強いんだか弱いんだか。前半が面白かっただけに、がっかり度が高い本だった。
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