元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
『カスピアン王子のつのぶえ-ナルニア国ものがたり』  C.S.ルイス
2006-02-20 Mon 15:45
カスピアン王子のつのぶえ (ナルニア国物語)カスピアン王子のつのぶえ (ナルニア国物語)
ポーリン・ベインズ 瀬田 貞二

岩波書店 2005-07-09
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 1作目で活躍した4人きょうだいが数年後、再びナルニア国に行くことになる。
 ナルニアはこの世界とは時間の流れが違うらしく、以前行った時から数百年が経っていた。そこは人間が支配し、フォーンや小人や木の精、しゃべる動物達の存在は否定され、忘れ去られていた。
 ナルニア国を支配するミラース王は兄王を殺して王座に着いていた男だったけど、世継ぎが生まれたために第一王位継承者である甥のカスピアン王子を殺そうと企む。難を逃れたカスピアン王子はかつてのナルニア国に住んでいた生き物達の末裔と出会いった。彼らと共にナルニア国を取り戻そうと決意した王子は国王軍と戦うが、苦戦を強いられて追い詰められる。反乱軍のカスピアン王子達は最後の手段として伝説のつのぶえを吹いてみると、現れたのは伝説の4人きょうだいだった。そしてアスランも、再びナルニアに姿を現す。

 2作目も素晴らしかった。これが噂の『ナルニア国物語』か~としみじみと思ってしまう。40年の歴史は伊達じゃないね。個人的には、ねずみのリーピチープの騎士っぽい話し方が結構好きだ。それからリーピチープと彼の一族のの騎士道精神もいい。こういう端役にも気を配っているルイスはさすがだと思う。
 ところでこの話の最後に、長男のピーターと長女のスーザンはもう大きくなりすぎたためにナルニアには来れないという話があった。やっぱ大人になるとつま弾きされるもんなんだなぁ。
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