2016-09-13 Tue 06:05
上の子が小学生になって読ませる本の難易度を少し上げたら、急に物語に深みが増した。と同時に、大人になって読む児童文学は、子供の頃はもちろん、子なしだった司書時代とも違った感想を抱く事に気付いた。大人になったからこそハッとする文章に出会ったり、こんなに深かったんだと初めて気付いたりするのが面白い。
読んだ本の感想を子供と話すのも楽しい。 私「これ久し振りに読んだけど、めっちゃ面白かった!」 子「お母さんはどの話が一番面白いと思った?」 私「2番目かな」 子「私も!」 私「でも3番目の話に出てきた〇〇も面白かったから、捨てがたい」 子「えー、あれキモイ」 私「そこが面白いんだって!キモ面白い的な?」 とか、 私「お母さんはこのシリーズ嫌いなんだよねぇ」 子「えー、私大好き。一番好き」 私「ここは趣味合わないねぇ。まあ、好きなだけ読みなよ」 子「この面白さがわからないなんて、お母さんかわいそー」 とかまあ、大した会話じゃないんだけど。 しかし!アホの私は、その感動をすぐ忘れる。下手したら下の子が小学生に上がった時には忘れてたりするんじゃないか・・・。あり得る。というわけで、できるだけ児童文学の感想も残していきたいと決意した。「児童文学」のカテゴリーを追加してみたけど、着実に増えるかどうかは疑問。 つい知識で選書しちゃうから、評価が定着してる古い本ばっかになるのが欠点だと思ってる。でもさすがに『新刊全点案内』を毎週読むほど暇ではないから、ネットで調べたりしつつ平成の児童書の中で、松谷みよ子やいぬいとみこを超える本を見付けたいなぁ。 |
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