元司書による読書備忘録ブログ。思ったことは全部書き、何様気取りの感想だったり平気でネタバレしたりします。
『電車男』  中野 独人
2005-02-27 Sun 19:37
電車男電車男
中野 独人

新潮社 2004-10-22
売り上げランキング : 122853
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 もう話題性も薄れてきた『電車男』をやっと読んだ。最後に著作権許諾についても書かれてたけど、2ちゃんねるで実際あったスレッドなんでしょーか。
 とりあえず、よくわからない言葉がたくさん出てきた。

 「おまいら」=「おまえら」でいいのかな?
 「むりぽ」=「無理っぽい」でいいのかな?
 「おk」=「OK」でいいのかな?
 「漏れ」=「俺」?
 「氏ね」=「死ね」なのかな、やっぱ。
 「チッス」=「キス」で間違いないんだよね?
 「爆撃」って何?
 「毒男」って何?
 「ry」って何?
 何でンがソなの?
 「きぼんぬ」の「ぬ」は完了の助動詞なのか?
 促音を抜いて、次の音を長音にするのはなぜ?
 「がんばる」がどうやって「がんがる」に変成していったのか気になる。

 まだあったような気はするけど、思い出せるだけ。
 チャットでたまに見るけど、いつもその場しのぎで適当に答えるか無視するかだもんな。冷静に考えたらわけわからんよね。日本語を正しく使わない事が常識なのかな、この世界では。まぁこれは疑問に思っただけ。ちょっと特殊な言語観だなぁと感心した。
 で、内容だけど。面白かったと思う。時々笑えたし、微笑ましくもあったかな。
 小説として読んだら、軽く読めてそこそこ面白いけど、ラストのインパクトがちょっと弱い、ってとこか。最初は読みにくいと思った掲示板そのまま転記という形だけど、慣れると平気。ただ、色んな人の発言がありすぎ。
 実話として読んだ場合はちょっと冷静な気持ちになる。んー、実話だったら微妙だな・・・・。電車男さんは、前半はさすがにひいたかな。前半の電車男さんのエルメスさんへの気持ちがその程度だったというとこか。
 それとエルメスさん。22~25でツインテールってちょっと痛々しい。清純派女性という書かれ方だったけど、それにしては誘い慣れてる感じだぞ。騙されてるぞ、電車男!と思ったけど、普通にハッピーエンドだったからなぁ。慣れてるけど今回は本気だったとかいう裏話なんだろうか。宣伝文句は「純愛物語」だったよね・・・・。
 後半部がやけに嘘くさかったから、実際に2ちゃんねるであった話なら、後半部はきっとでっちあげだと思う。文体からして前半と違うし。
 そんな感じ。いつも以上に思いつくままに書いてみた。
別窓 | [な行の作家]な行その他の作家 | コメント:0 | トラックバック:0 |
『幸福な食卓』  瀬尾 まいこ
2005-02-25 Fri 21:43
幸福な食卓幸福な食卓
瀬尾 まいこ

講談社 2004-11-20
売り上げランキング : 140414
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 やっぱ瀬尾まいこは苦手だ。女性に人気の作家なんだけどねぇ。これまでも特に好きではなかったけど、今回の話は特に嫌いだな。キャラクターとして人格を持った登場人物が突然死んでしまうと、非常に嫌な気分で物語を終える。
 瀬尾まいこの小説のいいところは悪役がいないとこかな。吉本ばななみたいにさらっと読める。でも物足りない。一回読めば充分で、読み終わった後にもう一回読みたくなる事はない。私は波乱万丈な話が好きだから、合わないのは仕方ない。
別窓 | [さ行の作家]さ行その他の作家 | コメント:0 | トラックバック:0 |
『暗闇(ダークサイド)を追いかけろ』  秋野 照葉  他
2005-02-23 Wed 23:28
暗闇を追いかけろ (カッパノベルス)暗闇を追いかけろ (カッパノベルス)
日本推理作家協会

光文社 2004-11-18
売り上げランキング : 655488
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 光文社が出した、17人の作家のミステリーが載ってる短編集。乙一の作品が載ってるというだけの理由で読んだ本。収録作が載ってる本は持ってるけど、17人の中でどういう位置なのか興味あって。
 一応全部読んだけど、この本は趣旨が暗いなぁ。爽快な展開みたいなのは皆無。グロい系ばかりだ。ウジ虫がいっぱい出てきたりとか、幽霊が出たりとか、背中の肉を剥がれたりとか、ワニに食べられたりとか、他にも色々。表紙をよく見たらホラー&サスペンス編と書いてあった。どうりで怖いと思った・・・・。
 初めて読んだ作家が多かったけど、鯨統一郎とか森福都とか面白かった。あと、いつか読もうと思ってた西澤保彦は意外と面白くなかった。
別窓 | [アンソロジー] | コメント:0 | トラックバック:0 |
『黙って行かせて』  ヘルガ・シュナイダー
2005-02-22 Tue 21:20
黙って行かせて黙って行かせて
高島 市子 足立ラーベ加代

新潮社 2004-10-28
売り上げランキング : 196901
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 著者の母親は、著者が4歳の時にアウシュビッツの看守になるために家を出て行ったそうだ。その母親に57年振りに会い、向かい合おうと努力する。しかし母親は未だにユダヤ人を嫌悪し、ヒトラーを敬愛していた。
 著者は母親の愛に飢えていたように書いてるけど、母親は母親なりに著者を愛していたように見える。ただそれがかなり歪んでいて、受け入れられる形ではないのは確かかな。この母親のような人達が戦争を呼んだのか、戦争がこういう人達を作っていったのか、どうなんだろう。
 加害者側からの手記って初めて読んだけど、やっぱり被害者の手記には敵わないと思う。そういう意味では、ちょっと読み応えに欠ける気がする。
別窓 | [海外の作家]海外 その他の作家 | コメント:0 | トラックバック:0 |
『ガリヴァー旅行記』  スウィフト
2005-02-21 Mon 21:55
ガリヴァー旅行記ガリヴァー旅行記
Jonathan Swift 平井 正穂

岩波書店 1980-01
売り上げランキング : 19561
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 内容は書き記すまでもなく有名だけど、ガリバーという青年が船旅で小人の世界やら巨人の世界やらに行きついてしまう話。300年くらいのロングセラーなのに、私はちゃんと読んだ事ない。一度くらい読んでおこうかと思って借りてみた。
 非常に字が多い本でした(汗)。思想や哲学や政治にも触れてあって、濃かった。完読に時間のかかる本だ。今読んでも十分面白い本だし、何で現代は簡易版が児童文学扱いされてるのが中心なんだろうって思うくらい存分に大人向け。不思議な世界に対して綺麗事を語ると同時に、リアルに汚い話とかも書いてある。現世界への皮肉というか風刺も利かせてある。ジブリが好きな私はラピュータに行った時は結構ワクワクしたのに、ラピュータ人は賢い馬鹿というか、天才なのかキ〇ガイなのか的な人達でロマンが砕けた。
別窓 | [海外の作家]海外 その他の作家 | コメント:0 | トラックバック:0 |
『野球小僧』  ビート たけし  松井 秀喜
2005-02-20 Sun 21:02
『野球小僧』  ビートたけし×松井秀喜『野球小僧』 ビートたけし×松井秀喜
ビートたけし

ぴあ 2004-08-24
売り上げランキング : 112140
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 野球好きなんで読んでみる。まあ、ありがちな偉人同士の対談。知らない名前も多かったけど、たけしも松井も昔からよく知られてる人達だから楽しめた。でも、『イチロー×北野武キャッチボール』の方が良かったかも。
 メジャーリーグはあんまりわかんないけど、ウェイクフィールドがいいかな。
別窓 | [は行の作家]は行その他の作家 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| よむよむ記 |